先日kodoさんの魚水槽を拝見した時に、還元BOXを発見しました。
それを見た私は、無性に真似をしたくなりました!
(行動の根本はそこかぁ〜! ̄  ̄)ノ バシッ☆)
還元BOXの発想は、アクアショップの海水館がオリジナルです。
その仕組みはとても簡単で、だれでもDIYできそうなんです。
で、家に帰ってきて、身の回りをよく見ると、いろんなものがゴロゴロしています(笑)
しかし、オリジナル通りの素材がなかなか揃わず、いつものごとく、
自分の勝手な判断で(思い込みで)オリジナルの還元BOXの制作を試みてみました。
まず、必要となる素材の調達ですが、ここからすでにつまずいた・・・。
スポンジが必要なんですが、コレがまた売ってない!
ホームセンターを2件はしごしたけど、あったのは通気性の悪そうな
ゴム系のスポンジ。
インテリアコーナーを探しても、3cm以上もある厚手のスポンジ(座布団用)しかなかった。
カー用品コーナーも探してみたけど、カーシャンプー用のスポンジは見つけたけど、こっちも厚い。
唯一見つけた1cm厚のスポンジは、フィルター用ということで、なかなか良かったんですが、1個800円ほど。
これじゃ、1個のBOXを作るのに、結構かかってしまい、オリジナル品を通販した方が安くなってしまう・・・。
いい素材が見つかるまで、スポンジはあきらめる事にした。
代わりに、上部フィルターなどで使う、いつものアレを使うことにしました。
続いて、バクテリアのエサとなる、テトラ ナイトレイトマイナスを探してみましたが・・・・、あれ?
どういうわけか、お店には全くありません。
帰宅してHPをチェックしてみると、なんと生産終了・・・(TToTT)
おぃおぃ、どうすりゃいいんだ?
昔買ったことなるデニボールも検索してみましたが、こちらも販売終了・・・。
まぁ、売ってても高いしね、アレ。
これも、他の素材を探すことにしてあきらめる事にしました。
で、代わりに使うことにしたのが、サンゴ砂です。
実は、数年前までサンプ水槽の一部として、プレナム層を作ったんですが、
その水槽がそっくりそのまま放置してあったんです。
そう、当時の海水も入ったまま・・・(-_-;)
もう腐って、グチャグチャか?と思ったんですが、意外にもほぼ当時のまま
でした。 ・・・・なんで?
そのプレナム層の一番上の細めのサンゴ砂に、当時ナイトレイトマイナスを混ぜ込んでいたので、
今回はこの混ぜ込んだナイトレイトマイナスを活用するべく、サンゴ砂も一緒に入れちゃうことにしました。
なんとなく、サンゴ砂も溶けてカルシウムの一部なってくれないかという期待をこめて・・・。
また、そのプレナム層には、数個のデニボールも入れてたんですが、
コレも今回使っちゃいます。
このデニボール、下層部の方が嫌気性となって分解が早いのかと思えば、逆した。
そこ砂から2〜3cmの浅いところでは、カビが発生し、デニボールの一部が、溶けているような形跡がありました。
正直驚きました。
しかし、そこ砂4〜5cmのところでは、デニボールに変化なし。
このことから、還元作用はそれほど深くないところでも作用してるのかもしれない!
中目のサンゴ砂よりも、やや細めのサンゴ砂の方が効果が出た。
ってことを学習しました。
そして、出来たのがコレ

還元BOXというより、たんなるサンゴ砂のテンコ盛り。
箱の側面・底面には小さい穴を数箇所開けてます。
水流を少なめにするのが目的で、でも、全く止水域を作ることはしないやり方で行こうと思いました。
この中に、3個のデニボールを混ぜてます。

そして、コレに引き続き、第2段

こっちは、ナイトレイトマイナスを混ぜてあるサンゴ砂です。
デニボールは 入っていません。
こちらは、すでに穴の開いたBOXを利用して、回りをスポンジで囲いました。
理由は1個目の同じですね。
さらに、上にも蓋をします。
細かいところですが、このボックスはやや細めのスリムなタイプを選びました。
そう、できるだけ浅めの底砂をイメージしてます。

このほかに、実はもう1個、第3弾として
第2弾にデニボールを3個入れたヴァージョンを制作。
これがどう水槽に影響していくか、これから実験となります。
なお、本来であれば、還元BOXはそのバクテリアを早く定着させるために、
バケツなどに入れた3日ほど養生するんですが、うちの水槽システムは、
残念ながら硝化作用のろ材が少ないので、
一気に還元バクテリアを増やすのは怖いと思ったので、
自然に任せて増えてもらおうかと・・・・・・、(単に面倒なだけ?)
とりあえず、今はサンプ層に入れて飼育海水に馴染ませようと思います。
その後、バケツで養生するのでもいいかとおもい・・・。
さて、どうなるやら・・・。